インパクト

catie2009-04-12

アメリカらしい映画を見ようということで、マイケル・ムーア監督の『Sicko』を見ました。医療保険の問題にメスを入れた映画。国民の20%が無保険というのも大きな問題ですが、この映画の焦点は民間の保険に入っていても、保険会社が何かと理由をつけて支払を拒否する恐ろしい現実。次々に出てくるショッキングな事例に驚愕です。
これだけインパクトの強いものを作れる、監督のすごさを感じます。彼をここまで突き動かすものとは。そして彼が世の中に与えた影響とは。
先日Gallery37で開かれている、『OFFICIALLY UNOFFICIAL』を見てきました。オバマ大統領にインスパイヤーされたアートが展示されています。アメリカらしくポップアートのポスターなどが多く、なかにはうーん?みたいなものもありましたが、作り手の熱い思いがひしひしと感じられました。
大統領選のときを思い出します。たくさんの人が涙して喜んだ。喜びをわかちあった。そのなかで、この大きな感動がアートになるのは自然なことで。絵、歌、ダンス、映画、いろいろな形でそれは表現される。
強い思いは、共感を呼び、強い力になる。世の中にインパクトを与えるのはすごいことです。
そういえば、今日はイースターでした。キリストの復活をお祝いする、クリスチャンにとっては大切な日です。この日は生命力を象徴する、卵やお魚を食べます。うちは何もしませんでしたが、おいしそうなホワイトアスパラガスを買ったので、卵黄を使った、オランデーズソースに挑戦。2回作って、2回とも失敗しました。。フレンチはやっぱり難しい‥!!