熱く生きるということ

catie2009-02-20

金曜日。テーブルクロスも置いてそうな、よさげな生地屋さんを発見し、そこに行くか、シカゴ美術館に行ってカーシュ展のギャラリートークを聞くか、迷ったあげくシカゴ美術館へ。週2で美術館とは素敵な身分です。free dayに感謝です。
予備知識を入れていったので、説明自体はあまり新しい発見はなかったけれど、やっぱりカーシュの写真は素敵でした。写真つながりということで、近くにあるMuseum of Contemporary(MoCP)現代写真美術館まで足を伸ばしてみました。ネットで調べていた段階でなぜだかあまりテンションが上がらず、行ったものの、展示スペースがよくわからずちょこっとのぞいて退散してしまいました。。
シカゴ美術館まで戻り、斜め向かい側にあるCaffe Baciというイタリアン系のカフェでお茶。シカゴは高層ビルが多いせいか、お天気のせいか、照明を落とし気味なのか、よくわかりませんがなんとなく薄暗いお店が多い気がするのですが、ここは窓が大きくて、白っぽい雰囲気の明るいお店。シカゴ名物のbeansを目の前に、気持ちのよい空間です。
そこで読んだ本は麻生首相の『とてつもない日本』いまさらと思いながらも読んでみたら、とってもおもしろかったです。悲観的になりすぎている日本人にハッパをかけてくれる一冊。政治オンチの私にもわかりやすい本なので、知識者には軽い本だなと思われるかもしれませんが、元気が出ました。印象に残った言葉はたくさんあったのですが、そのなかからいくつか書いておきます。
『大風呂敷を広げやがって、と思われるかもしれない。しかし、ビジョンとは大風呂敷である。そして日本の外交には、ビジョンが必要である。』
『明日からできることは、今日までやってきたことと、少しの違いもない。それはすなわち、懸命に働くこと。知識や経験を分かち合うこと。成功と失敗の体験を共有するため、機会をとらえて対話を重ねていくこと。その中から、政治でも経済でも、ベストプラクティスを互いに学びあっていくこと。』
『あまり目の前のことに一喜一憂して落ち込んだりくさったりせずに、一緒に「元気な日本」を作っていこうじゃありませんか』
無意識って罪だなぁと改めて思いました。斜にかまえるのは好きじゃない。反対意見は大切だけれど、だめだとばかり言うのもよろしくない。それより前向きで熱く生きている人ってかっこいいと声を大にして言いたい。そして私もかっこいい人になりたいものです。
写真:beansのあるmillenium parkにはこの時期スケートリンクが作られています。大人も子供も楽しんでいる平和な風景に心が和みます。