日常に愛をこめたくなる本

catie2009-09-22

日本はシルバーウィーク中のとのこと。皆さん連休を利用して旅行など行かれてるのでしょうか。もしくは何もせずゆっくり過ごすという贅沢を味わったり。
日常や雑然とした空間から離れる時間というのは、とても大切なひとときだなぁとつくづく思います。
今日は素敵な本に出会いました。ピート・ハミルの『ニューヨーク・スケッチブック』。ニューヨークで暮らす人々の何気ない出来事だったり、もしくはその後の人生を大きく変えるような出来事をきらりと描いた34編の小説。
一つ一つの短編に色と余韻があって、物悲しいけれど、心地よい感覚。秋にぴったりの一冊でした。
こういう本を読むと、お料理にひと手間かけたくなったり、引き出しやドアを開ける時に静かにするように気をつけたり、お肌の手入れを丁寧にしたくなったり。なんでかな。不思議です。